Description
ローズマリー(Rosmarinus officinalis) は多くの料理を彩る料理用ハーブとして(摘んだばかりのローズマリーの葉とローズマリーオイルの両方で)地中海地方で特に人気があります。ローズマリーは、ミント系の植物で、それにはバジル、ラベンダー、マートル、セージも含まれます。ローズマリーの精油はほとんどがその葉から抽出されます。
ローズマリーオイルは、ローズマリーという植物から水蒸気蒸留でそのオイルを取り出した、ローズマリーの効能が非常に凝縮されたものです。その主な有効成分には以下の三つがあります:
樟脳(Campher)、ピネン(α‐pinene, β-pinene)、シネオール (Cineole)。
これらが、ローズマリーオイルを素晴らしいものにしている正体です。
ローズマリーの精油はその幅広い効能のおかげで最も人気のあるオイルの一つになっており、最近さらにその重要性と人気を増してきています。多くの効能の中でも、ローズマリーは健やかな髪を育成したり、健全な精神活動や呼吸器系をサポートする、その他不調全般を和らげる、などの力があります。
さて、それでは、どのような効能があるかを見ていきましょう。
1.髪の成長(髪の量を自然に増やす)
もしあなたが、髪が薄くなってきたり、抜け毛が増えているなら、それはおそらくDHT(ジヒドロテストステロン)というホルモンのせいです。(自己免疫疾患による脱毛症を除く)身体が、DHTを作りすぎているのです。 それを止めるには、DHT生産量を下げるハーブを取ることが有効ですが、それをやってくれるNo1ハーブがローズマリー、またはローズマリーオイルなのです。(研究結果では新毛が22.4%増加) また、ローズマリーは甲状腺や副腎、その他の臓器をサポートすることからも、髪を自然に増やすことが出来ます。
もしあなたの髪が急に薄くなってきたと感じるなら、それはおそらくストレスからか、栄養がちゃんと摂れていない、または副腎や甲状腺の問題に起因する場合があります。ですから、それに出来ることとして、ローズマリーオイルをカプセルに1滴落として一日数回摂る、または家庭でご自分の育毛フォーミュラをつくるとよいでしょう。
【育毛フォーミュラ】 5~10滴を直接頭皮に落とすか、オリーブオイルなどのキャリアーオイルと混ぜてよくマッサージし、30分~1時間後に頭髪を洗う、またはそのまま一日放っておいてもいいです。これを、一日一回毎日続けます。育毛フォーミュラに混ぜると効果が高いその他のオイルには、シダーウッドオイルやセージオイルがあります。それらをアロエベラ・ジェルに混ぜてホームメイド・シャンプーを作ることもできます。
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★手作りローズマリー・ミントシャンプー★ (15~20回分)
【原材料】
・ アロエベラ・ジェル 180㏄ (アマゾンでも売っている)
・ オリーブオイル 大さじ3
・ 重曹 大さじ10
・ ローズマリーオイル 20 滴
・ ペパーミントオイル 10 滴
・ ガラスのボトルか、BPAフリーのポンプ付きプラスチックボトル
2.記憶力を高める
ローズマリーオイルは、脳の健康、特に記憶力や集中力を高めるのに効果があるとして有名です。実際に、ある教授が教室でローズマリー、ベチバー、シダーウッドを入れてディフューズしながらテストを受けさせたところ、生徒たちの点数が普段よりも高かったということです。
記憶力を高めるには、ローズマリーオイル2、3滴をこめかみ、頭皮、首の後ろに塗り込む、またはココナッツオイルやオリーブオイルなどと混ぜてから塗りこんでもOKです。これを一日1,2回行います。これはまた、ADHDの子供にも効果があるということです。ADHDの子供には、朝にラベンダー、ローズマリー、ベチバー、シダーウッドを混ぜたものを子供の肌に塗り込んでから、学校に行かせます。これが、子供の落ち着きと集中力を助けます。(これらをブレンドした商品が、うちのIn the Zone【フォーカス・ブレンド】になります)
ちなみにこれは、アルツハイマーや認知症、ただ頭がもやもやするなど、どんな記憶関連の疾患にも有効です。
3.炎症・痛みを抑える
ローズマリーオイルは、炎症や痛みにも効果があります。それは、有効成分のα‐ピネン、樟脳、シネオールのどれもが抗炎症作用を持つからです。ですから、関節の痛みやリウマチには、少量のココナッツオイルとローズマリーオイル、ペパーミントオイル、ジンジャーオイルを混ぜてご自分の関節痛用ブレンドオイルを作ることが出来ます。また、この抗炎症作用により、心血管系の問題にも良いです。(コレステロール値を下げる)
4.肝臓・胆嚢の解毒
これは、中医学では内臓を正常な状態に戻す、強化すると言われていることです。これは、ローズマリーが身体の胆汁の流れを促進する(これが代謝と解毒に不可欠)ことと、プラズマ肝酵素を減らすからです。(この肝酵素が2型糖尿病と関係している)ですから、そのために出来ることとしては、ディフューズする、または3~5滴を首や、身体の肝臓/胆嚢の上辺り(体右側のあばら骨が終わっているとこら辺)から、30秒ぐらいマッサージしながら塗り込むとよいということです。胆汁量が増えると栄養吸収が良くなり、蠕動運動も起こりやすくなって、それがより多くの毒素排出を促してくれるからです。
肝臓の解毒には、「レモンオイル、ターメリックオイル、ブラックペッパーオイル、ローズマリーオイル」を混ぜて、ディフューズしたり肌の上から塗り込んでも良いでしょう。
5. 副腎の健康(コルチゾールを下げる)
ローズマリーオイルは、副腎腺を最もサポートするトップ2つの精油の一つだということをご存知でしたか?(もう一つはクローブオイル) もしあなたが、副腎疲労、慢性疲労感に悩まされている、元気が出ない、あるいは実際にコルチゾール値が高いなら、ローズマリーオイルは副腎の負担を軽減してコルチゾールのバランスをとることが証明されています。コルチゾールは別名「加齢ホルモン」とも呼ばれていて、老化を加速してしまいますから、ローズマリーを日常的に摂ることで、身体の機能を高めながら老化をゆっくりにすることが出来ます。
そのやり方としては、ローズマリーオイル数滴を手に取って、首の前や背中の腎臓の上辺りから塗り込む(そこに副腎もある)、またはディフューズしてください。それが、副腎をサポートしながらコルチゾールレベルを下げ、自然にエネルギー値も底上げしてくれます。
ちなみに、エネルギー値を上げるブレンドの例としては、ローズマリーオイルとペパーミントオイルを混ぜてディフューズする、直接嗅ぐ、肌に塗り込むなどして使うとよいです。
(注意) ローズマリーオイルは、4才以下のお子様には使わないでください。小さいお子さんにはこれらの症状には代わりにフランキンセンスを使うことをお勧めします。
ローズマリー・エッセンシャルオイルは、有名なドイツ系スイス人の医師であり植物学者であるパラケルススのお気に入りでした。彼は16世紀、薬草への理解を深めるのに大きく貢献した人です。
パラケルススは、ローズマリーを健康における多くの効能の中でも、体全体の健康増進パワー、特に肝臓、脳、心臓の健康をサポートしてくれるためにローズマリー・オイルを貴重な植物としました。
一般的使用法:
● ディフューズ:ディフューザーに3,4滴入れて使用する。
● 内服:120ml以上の液体に一滴の割合で希釈して摂る。
● 外部使用:ご希望の箇所に1,2滴付ける。皮膚が敏感な方は、お好きなキャリアーオイルで薄めて付ける。
注意事項: お肌を刺激することがあります。 特に妊娠中、授乳中、投薬中、治療中の方は、使用前に医師にご相談ください。目や粘膜、敏感な部分の肌には付けないようにしてください。お子様から手の届かないところに保管ください。
(これは、外用、アロマセラピー、内服用に使えます)
ローズマリー・オイルの効能と使用法:
● 健康な内臓機能をサポートするために内服する。
● 健全な呼吸器系機能を助ける
● 健全な消化を助ける
● 育毛効果のために、頭皮に付けてマッサージして下さい
● 神経的な緊張やたまの疲労を和らげる
● 香りづけと健全な消化のために、肉やお気に入りのメインディッシュに1,2滴加える。
● ペパーミントやウィンターグリーンオイル、それからキャリアーオイルやローションと混ぜ合わせて、癒しのマッサージ体験をしてください
● 頭皮への刺激マッサージに、ティーツリーオイルと混ぜ合わせる
● 集中力持続のために、勉強中にディフューズする
● ストレス軽減には、ローズマリーオイルとラベンダーオイルを半々の量で混ぜて付ける
● 若返りのお風呂として、ローズマリーにエプソムソルト(マグネシウム)とフランキンセンスを合わせて入れる
ローズマリーのエッセシャルオイルは、良い香りから、何と合わせても使いやすいオイルとしてアロマセラピーではとても人気があります。 ローズマリー・オイルは、以下のオイルとよく混ざります:フランキンセンス、ラベンダー、クラリーセージ、シダーウッド、バジル、タイム、シトロネラ、レモングラス、エレミ、ゼラニウム、カモミール、ペパーミント、カルダモン
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